何を持っているかより、もっと大事なこと
昨日の記事に、たくさんのコメントありがとうございました。 既に手に入っているものってたくさんあるんですよ。 まず、生きていること。命があること。 これが何といっても一番の奇跡だし、同時に、一番忘れられていることでもあります。 生きているということは、体があるということですよね。 体に関しても、私たちはどうしても調子のよくないところにばかり意識が向きがちです。 腰が痛いとか、肩が上がらないとか、そっちにばかり意識が向いてしまう。 でも、たとえばちゃんと目が見えるとか、耳が聞こえているとか、味がわかるとか、匂いがわかるとか、手足があるとか内臓がちゃんと働いてくれているとか、……そういうことも、当たり前すぎて、既に手に入っていることだと認識されないどころか、そのありがたみを忘れていることが多いです。 だけど、実はものすごいことですよし、ありがたいことですよね。 生きているということ自体が奇跡でもあるということに気づくと、体にはもちろん、生かしてくれている空気や太陽、水などにも、心から感謝したくなります。 地球上には、生きるために必要な水が足りない地域もたくさんあります。 でも日本は、今のところ、ふんだんに水があり、水道をひねれば、水がすぐに出るという恵まれた環境です。 こうした、当たり前だと思っていることこそが、実は地球の恩恵の下に成り立っていることです。 この大前提のように見えるけれど、ありがたすぎるすごいものが手に入っていることに、まず気づくことですよね。 その上で、さらに既に手に入っていることを見てみると、たとえば、貧乏だったとしますね。 だけど、ちゃんと親も兄弟も元気でいたとしたら、お金では手に入らないすごいものが、既に手に入っているということです。 逆に家族全員が亡くなっていたとします。 だとしたら、自分のお金も時間も、誰に気兼ねすることもなく自由に使えますよね。 それぞれの立場でそれぞれに貴重なことが体験できる。そこに優劣続きをみる
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